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PCR検査とは確認可能な量にまでDNAを増幅させて検査を行う方法

PCR法は超微量な検体(理論上DNA鎖が一対でもあれば)でも増幅させる方法を用いているため検査することができます。
そのため、顕微鏡で確認できない各種ウィルスの同定、目的遺伝子の変異の有無、本人の同定、親子鑑定などの検査を行うことができます。
ウイルス、抗酸菌、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)の検出や同定などに使用されます。

2020年現在においては新型コロナウィルスの同定にも使用されています。新規のウィルスが確認されると性状を用いた検査キットなどが開発されていない為、DNAの配列を直接確認するPCR法が使用されます。

微量な検体でも鑑定でき、あまりにも感度が高いため操作中に他の検体が混じると正確な検査が出来ないため検体の取り扱いは注意します。

DNA鎖の構造

DNA鎖は4種類のアミノ酸からなる2本鎖のらせん構造をしています。

pcr_01.jpg

4種類のアミノ酸(ヌクレオチド)は以下の4種類。

A:アデニン Adenine
T:チミン Thymine
G:グアニン Guanine
C:シトシン Cytosine

それぞれの結合はA-T G-C のみであり
A-Gという結合はありません。
それぞれは相対する形になっています。

そのため2本鎖のうち片方の配列が分かっていれば、もう片方の配列もおのずと決定されます。
これらATGCの並びを「塩基配列」と呼びます。
この塩基配列を読み取ることで遺伝子の変異の有無、ウィルスの同定などの検査が可能になります。

PCR法の原理

PCR法(Polymerase Chain Reaction ポリメラーゼ連鎖反応)は温度管理によってDNA鎖を爆発的に増幅させる方法です。

DNA(又はRNA)検体を準備

ウィルスや人体などの検体中のDNA(RNA)を抽出します。
細胞内の核に含まれているため超音波破砕などを使用して抽出します。

反応前DNAの状態

pcr_02.jpg

4種類のアミノ酸(ヌクレオチド)は相対する連鎖のため上記のような状態です。
ここに耐熱性DNAポリメラーゼ(DNA鎖を合成を活性化)、検査したい目標の配列部分に合わせたプライマーを加えます。

PCR法:第1段階 1本鎖にほどく(変性)

2本鎖の状態であるヌクレオチドは90℃~95℃で加温すると1本鎖にほどけます

pcr_03.jpg

プライマーの作成

プライマーは短い4種類のアミノ酸(ヌクレオチド)でできており、人工的に作成します。
この時調べたい配列付近の範囲を含めたプライマーを設定しますが、
この設定されたプライマーが他の別の場所にもあるとそこにもひっついてしまいます。
プライマーの設定にはユニーク(他とは違い唯一であること)であることが重要です。
プライマーは目的の範囲を含んだ2つで1セットで使用します。
また、調べたい範囲もユニーク(他とは違い唯一であること)である必要があります。
pcr_07.jpg

PCR法:第2段階 プライマー付着(アニーリング)

温度を50℃~68℃に下げるとプライマーが付着します。
ATGCの相対的な連鎖のため、ほどけたそれぞれの配列に目標の配列の範囲を囲む形でプライマーが付着します。

pcr_04.jpg

PCR法:第3段階 伸長

次に温度を70℃~72℃に上げると耐熱性DNAポリメラーゼの作用によりプライマーを始点としてDNA鎖が伸長していきます。

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この第1段階~第3段階を1サイクルとし、例えば25サイクル繰り返すと目標のDNA鎖は少なくとも10万倍に増幅させることができます。

pcr_06.jpg

この爆発的に増えたDNA部分に蛍光試薬などを付与して検査することができます。
温度管理を自動で行うPCR用の機器なども開発されているため、短時間で高感度の検査を実現することができます。

biochemistry_7_1.jpg

前回までにラーメンは様々な酵素で分解され形を変え腸内を進行しながら栄養部分のみが吸収されていきましたね。(エネルギーに必要ないものは便へ)これら吸収された栄養:エネルギーはどの様に使われるのでしょうか?

生体内で行われる代謝経路

biochemistry_7_2.jpg

この絶望的な図は生体内で行われる代謝経路の一部です。もちろん覚える必要もなければ目を通す必要もないです!なんとなく複雑に色んな物質が形を変えたり、別の物質を作り上げたりしていることを認識してもらえればOKです!
この図の中から1~2ヶ所だけ大事な部分のみ取り出して簡単に説明します。

エネルギーの貯蓄

前回までに消化・吸収された栄養はどこへ行くのでしょうか。
吸収された糖質はブドウ糖(グルコース)に分解された後、腸から吸収され血管を通り、肝臓へ送られて、グリコーゲン(貯蔵用の形)として貯蔵されます。(糖分の摂り過ぎで肝脂肪になるのも頷けます。)

血糖が下がった際、または飢餓状態など必要に応じて貯蓄された糖を分解してエネルギーとして使います。

グリコーゲンの解糖

いざエネルギーが必要だ!となった場合、貯蓄型として肝臓に保存されていたグリコーゲンを分解(解糖)してエネルギーを作り出します。

biochemistry_7_4.jpg

※酵素などの記述を省いています。

ここで大事なことは「グリコーゲン」が最終的に「ピルビン酸」に変化していることです。ピルビン酸は次のクエン酸回路へ行くための準備物質といえます。

また、途中でエネルギー産生のための大事な物質「還元性物質NADH、FADH2」や「ATP (アデノシン3リン酸)」が産生されています。このATPや還元性物質を使用して体内の生化学的活動(筋の収縮に必要)を行うのでたくさんあった方がいいものです。

ポイントは
「グリコーゲン」⇒ 解糖 ⇒「ピルビン酸」
エネルギーの元をゲットする。(ATP、還元性物質NADH、FADH2)

ALT アラニントランスアミナーゼ(Alanine transaminase)

図中の左下にある「ALT」は血液検査に使われるものです。
この酵素の量を調べることで肝機能の程度を知ることができます。

ピルビン酸からクエン酸回路へ

ピルビン酸をもらったら早速クエン酸回路が開始されます。
細胞内ミトコンドリア膜を通過した後、「ピルビン酸」⇒「アセチルCoA」となりクエン酸回路スタート!
ここでもエネルギーの元をゲットしてエネルギー産生につとめましょう!

クエン酸回路の目的は...?

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クエン酸回路は何のためにあるのでしょうか?
グリコーゲン解糖系で分解され産生されたアセチルCoAを使って酸化(燃焼)し、エネルギーをゲットするためです!

また、クエン酸回路は産生された物質を利用して電子伝達系、アミノ酸代謝、尿素回路、糖新生など他の様々な代謝に使われるため、重要な代謝回路と言えます。

クエン酸回路図

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上記の図から、
材料(アセチルCoA)が供給されれば、どんどんクエン酸回路が回りエネルギーが産生されていることがわかります。

クエン酸回路の覚え方

現場でこんな回路を考えながら仕事をする方はいないと思いますが...
テストで物質名などが出題される?

全く必要ありませんが、覚えなければならないならゴロ合わせで十分!

PTAで TCAサイクル
オキザロ酢酸
くさん クエン酸
忙しい イソクエン酸
起きて 2-オキソグルタル酸
すぐ スクシニルCoA
小走り コハク酸
フマール酸
リンゴ酸

ラーメンによる生化学のまとめ

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食べたラーメンは脂肪、糖などはそれぞれ専用の酵素が存在し、細かく分断され腸内壁で吸収されました。栄養と関係ないものは便へ。栄養源として貴重なものは肝臓や筋肉にグリコーゲンとして貯蔵されます。
貯蔵されたエネルギー源(グリコーゲン)は必要に応じて分解(解糖)されエネルギーとして使用します。
とても生物に都合よく、効率よくできていますね!
これらの流れを分子レベルで「どうなっているんだろう?」と考える分野を生化学というのです。
是非、興味を持って本を読んでみてください!生物ってスゴイ!って思いますから。

リハビリテーションとは

病気やけがなどによって低下したQOLを身体的、精神的、社会的にも回復させる訓練、指導などのことである。身体的機能回復、通常生活への復帰を支援する。

リハビリの種類

理学療法士 PT physical Therapist

寝返り⇒起き上がり⇒立ち上がり⇒立位⇒歩行
患者に寄り添い徐々に訓練を進めて行く。
筋力の強化、ほぐしのストレッチなど
平行棒でのトレーニング。

心肺機能向上、体幹トレーニングなどの運動指導

生活動作への順応(トイレ動作、入浴、屋外での歩行)補佐。

器具などを装着し、痛みを和らげる、血流の改善、筋肉の収縮を促す電気刺激などを行う。
(超音波治療器、エルゴメーター、マイクロ波治療器、低周波治療器)

作業療法士   OT Occupaitional Therapist

指先などの細かい動作の補助
生活動作への順応(トイレ動作、入浴、屋外での歩行)補佐。

認知機能面への各種検査や訓練を行う。

言語聴覚士  ST Speech-Language-Hearing Therapist

コミュニケーション、認知能力障害への訓練。

食事、嚥下障害に対する訓練、口腔機能訓練(アイスマッサージや口腔周辺の筋肉トレーニング)、 嚥下訓練を行う。
摂食・嚥下障害があると誤嚥(誤嚥性肺炎、食べ物や胃の内容物が下起動に入る)、食欲低下による低栄養・脱水症状などの悪循環が起こる。

脳卒中などの後遺症(失語症)への視覚、聴覚、文字認識(言語カードなど)、家族とのコミュニケーションの改善などの訓練・指導を行う。

退院後の自宅生活

リハビリは退院後の在宅生活を見据え訓練を行う。退院後の生活の安全のため訪問チェックを行う。

病院見学を終えての感想文

私は〇〇年に看護学校に入学するまでは医療に携わったことがありませんでした。両親が医療の現場に従事していたこともあり、病院に足を運ぶ機会は多かったのですが、自分自身が携わるようになって色々な発見があり、物事への考え方は大きく変化しました。

一見すると平穏に見える病棟ですが、そこには各スタッフの様々な苦労があり、多くの患者さんが病と闘っている姿がありました。
現状での看護学校での生活では全く見えてこない部分でした。
今回見学させていただいた病院で最初に気づいたのが、病院内の皆様がバタバタしておらず、病棟に穏やかな空気が流れていると感じたことです。初めての実習先で右も左も分からない学生が16名も来たのに対して嫌な顔もせず笑顔で「がんばってね」と励ましていただけた時は、この病院で初めての実習を受けることができるのを嬉しく感じたほどでした。今週から3週間、喜びだけではなく、おそらく辛いことや大変なこともあると思いますが、自分にとって、またチームメンバーにとっても良い学びとなる様、がんばりたいと思いました。

介達牽引の看護 - 看護学生レポート

介達牽引の目的

介達牽引とは、骨折、脱臼の整復・固定、関節の疼痛緩和と良肢位の保持拘縮・強直の矯正と予防のため砂嚢や抑制帯などを用いてベッドに固定する牽引方法である。

介達牽引の看護

介達牽引の留意点

ギャッチ式の体位が自由に操作できるベッドを用意する。
牽引のヒモや滑車のゆるみやはずれを確認する。
牽引の向きや重さ(牽引力)の確認。

介達牽引の適応

  • 骨折 ... 整復、安静固定、手術前準備
  • 脱臼 ... 整復、関節離開の予防、安静
  • 関節炎 ... 疼痛緩和、拘縮予防、安静、筋緊張の緩和
  • 脊椎疾患 ... 疼痛緩和、安静

介達牽引の観察項目、アセスメント

  • 体位、肢位が正しいか
  • 牽引の方向が正しいか
  • 疼痛の有無、程度
  • 器具による圧迫痛の有無
  • 神経麻痺循環障害の観察
  • 冷感、浮腫の有無
  • 爪の色、皮膚の色の変化
  • 関節拘縮予防と筋力保持の程度
  • 重さ(牽引力)が目標通りになっているか

包帯法 - 看護学生レポート

包帯法の目的

包帯法には創部の保護、患部の固定、圧迫による疼痛緩和、または、被覆、支持、圧迫など複合的な場合もあり、その目的は多岐にわたる。

包帯法における看護師の役割は症状に合った包帯法の選択、または患者のQOLに合わせた包帯法の選択、感染の予防など、身体的、精神的にも安全・安楽な(巻きが甘いとひっかかって事故に繋がるなどの懸念)処置を行うことである。

包帯法の6つの目的

  • 被覆 ・・・ 皮膚の創傷、病変などを保護する目的で覆う。浸出液を吸収させる。創部からの感染予防。
  • 支持(保持) ・・・ 局所の安静、保持により痛みや病変の進行を防ぐ。
  • 圧迫 ・・・ 患部への圧迫圧にて止血を目的とする。浮腫を軽減させる。
  • 固定 ・・・ 骨・関節や手術創を固定して局所的に体動を制限し安静とする。
  • 牽引 ・・・ 組織の位置異常があった場合に正常な位置に戻すために引っ張った状態を保つ。
  • 矯正 ・・・ 骨、筋組織の変形を矯正する。

包帯法の注意事項、留意点

  • 症状に適した包帯法であるか。
  • 感染予防、清潔を維持する。(洗浄、消毒を行い滅菌された包帯材料を用いる)
  • 皮膚の二面を接触させない。(関節部位や指の間など、包帯内で皮膚を接触させたまま包帯しない→摩擦による損傷や感染、かぶれの恐れがある)
  • 循環障害を防ぐ(圧迫による皮膚の変色、浮腫、麻痺などを起こす可能性がる。圧迫はきつすぎず、ムラのないように行う。)
  • 運動可動部を邪魔しない。(屈伸する関節部への包帯は可動部の運動を妨げない)
  • 患者への精神面のケア(人目に触れること意識する場合がある。服に隠れるようになど工夫しながら外観もキレイに整える)

包帯法の必要物品

  • 巻軸帯
  • 絆創膏
  • 包帯留め
  • はさみ

包帯法の手順

  1. 患者へ包帯による処置をすることを伝える。
  2. 良肢位の保持(包帯部位によってそれぞれ体位を整える)
  3. 必要があれば創部の洗浄、消毒を行う。
  4. 巻き始めと巻き終わりは二周巻いておくことではずれにくくなる。
  5. 基本はひっぱらずに転がす様に巻く。
  6. 巻き終わったら、関節が動くかどうか、通常の体動において支障が無いかを確かめ、圧迫がきつくないかを聞く。

環行帯の手順

同じ場所に重ねて巻いていく方法。軸に対して横に巻いていく。
巻き始めを三角に折っておく。

包帯法:環行帯

螺旋帯の手順

巻き始めと巻き終わりは二周巻いておく。
包帯を1/2~1/3ほど重ねながら、らせん階段のように巻きあげていく。
1/2重ねると二重になり、1/3重なると3重になる。

包帯法:螺旋帯

蛇行帯の手順

巻き始めと巻き終わりは二周巻いておく。
ガーゼや副子を固定する場合に行う。
螺旋帯より間隔を広くとり、重ねずに巻いていく。

包帯法:蛇行帯

折転帯の手順

巻き始めと巻き終わりは二周巻いておく。
包帯を折り曲げながら巻く。
手首~肘など太さが異なる場合などに用いるとはずれにくい。圧迫が少なめ。

包帯法:折転帯

麦穂帯の手順

8の字を描く様に交差させて巻き上げていく。
主に関節部位(肩、股関節など)に多く用いられる。

包帯法:麦穂帯

麦穂帯の肩関節への実施例

肩関節の麦穂帯

亀甲帯の手順

巻き始めと巻き終わりは二周巻いておく。
肘や膝を軽く曲げた状態で巻き始める。
関節部の少し前から巻き始め、関節を中心に上下、交互に8の字を描くように巻く。
徐々に関節に近づき、最後は肘部分に環行帯にて二重にして巻く。
膝関節や肘関節、足関節など、屈伸、伸展を考慮した方法である。

亀甲帯の手順

包帯法の観察ポイント

  • 包帯法でのそれぞれの目的が達成できているかどうか
  • 患部の状態の観察
  • 循環障害の有無
    循環障害の徴候

    爪が青い
    皮膚が白くなっている
    手足の冷感
    しびれや痛み
    皮膚の感覚の麻痺
    手指、関節を動かせない

  • 運動障害、関節の可動域の状態
  • 圧迫感、痛み、しびれなどの有無、程度
  • ズレによるほつれの有無→巻き直し
  • 患部の皮膚の状態。包帯による皮膚異常の有無。
  • 外観の美しさ

包帯法 - 看護学生レポート

包帯法の目的

包帯法には創部の保護、患部の固定、圧迫による疼痛緩和、または、被覆、支持、圧迫など複合的な場合もあり、その目的は多岐にわたる。

包帯法における看護師の役割は症状に合った包帯法の選択、または患者のQOLに合わせた包帯法の選択、感染の予防など、身体的、精神的にも安全・安楽な(巻きが甘いとひっかかって事故に繋がるなどの懸念)処置を行うことである。

包帯法の6つの目的

  • 被覆 ・・・ 皮膚の創傷、病変などを保護する目的で覆う。浸出液を吸収させる。創部からの感染予防。
  • 支持(保持) ・・・ 局所の安静、保持により痛みや病変の進行を防ぐ。
  • 圧迫 ・・・ 患部への圧迫圧にて止血を目的とする。浮腫を軽減させる。
  • 固定 ・・・ 骨・関節や手術創を固定して局所的に体動を制限し安静とする。
  • 牽引 ・・・ 組織の位置異常があった場合に正常な位置に戻すために引っ張った状態を保つ。
  • 矯正 ・・・ 骨、筋組織の変形を矯正する。

包帯法の注意事項、留意点

  • 症状に適した包帯法であるか。
  • 感染予防、清潔を維持する。(洗浄、消毒を行い滅菌された包帯材料を用いる)
  • 皮膚の二面を接触させない。(関節部位や指の間など、包帯内で皮膚を接触させたまま包帯しない→摩擦による損傷や感染、かぶれの恐れがある)
  • 循環障害を防ぐ(圧迫による皮膚の変色、浮腫、麻痺などを起こす可能性がる。圧迫はきつすぎず、ムラのないように行う。)
  • 運動可動部を邪魔しない。(屈伸する関節部への包帯は可動部の運動を妨げない)
  • 患者への精神面のケア(人目に触れること意識する場合がある。服に隠れるようになど工夫しながら外観もキレイに整える)

包帯法の必要物品

  • 巻軸帯
  • 絆創膏
  • 包帯留め
  • はさみ

包帯法の手順

  1. 患者へ包帯による処置をすることを伝える。
  2. 良肢位の保持(包帯部位によってそれぞれ体位を整える)
  3. 必要があれば創部の洗浄、消毒を行う。
  4. 巻き始めと巻き終わりは二周巻いておくことではずれにくくなる。
  5. 基本はひっぱらずに転がす様に巻く。
  6. 巻き終わったら、関節が動くかどうか、通常の体動において支障が無いかを確かめ、圧迫がきつくないかを聞く。

環行帯の手順

同じ場所に重ねて巻いていく方法。軸に対して横に巻いていく。
巻き始めを三角に折っておく。

包帯法:環行帯

螺旋帯の手順

巻き始めと巻き終わりは二周巻いておく。
包帯を1/2~1/3ほど重ねながら、らせん階段のように巻きあげていく。
1/2重ねると二重になり、1/3重なると3重になる。

包帯法:螺旋帯

蛇行帯の手順

巻き始めと巻き終わりは二周巻いておく。
ガーゼや副子を固定する場合に行う。
螺旋帯より間隔を広くとり、重ねずに巻いていく。

包帯法:蛇行帯

折転帯の手順

巻き始めと巻き終わりは二周巻いておく。
包帯を折り曲げながら巻く。
手首~肘など太さが異なる場合などに用いるとはずれにくい。圧迫が少なめ。

包帯法:折転帯

麦穂帯の手順

8の字を描く様に交差させて巻き上げていく。
主に関節部位(肩、股関節など)に多く用いられる。

包帯法:麦穂帯

麦穂帯の肩関節への実施例

肩関節の麦穂帯

亀甲帯の手順

巻き始めと巻き終わりは二周巻いておく。
肘や膝を軽く曲げた状態で巻き始める。
関節部の少し前から巻き始め、関節を中心に上下、交互に8の字を描くように巻く。
徐々に関節に近づき、最後は肘部分に環行帯にて二重にして巻く。
膝関節や肘関節、足関節など、屈伸、伸展を考慮した方法である。

亀甲帯の手順

包帯法の観察ポイント

  • 包帯法でのそれぞれの目的が達成できているかどうか
  • 患部の状態の観察
  • 循環障害の有無
    循環障害の徴候

    爪が青い
    皮膚が白くなっている
    手足の冷感
    しびれや痛み
    皮膚の感覚の麻痺
    手指、関節を動かせない

  • 運動障害、関節の可動域の状態
  • 圧迫感、痛み、しびれなどの有無、程度
  • ズレによるほつれの有無→巻き直し
  • 患部の皮膚の状態。包帯による皮膚異常の有無。
  • 外観の美しさ

麻酔に関する看護 - 看護学生レポート

麻酔法の種類

全身麻酔

麻酔薬を用いて意識を消失させ、切開の痛みを感じさせなくする方法。
吸入麻酔薬や静脈麻酔薬を用いて行う。

脊椎麻酔

脊椎腰部のくも膜下腔に注射針を穿刺し、脳脊髄液の中へ麻酔薬を注射し、下腹部~足までをしびれ、麻痺させる。
長時間の手術には適さない。

硬膜外麻酔

脊髄を囲んでいる硬膜の外側に麻酔薬を注入する方法。範囲を限定して麻酔することが可能。

伝達麻酔

末梢神経やその周辺、神経の根元に麻酔薬を直接注射して、刺激伝導を抑制遮断する麻酔。
前腕部などの限られた範囲の手術に用いる。

局所浸潤麻酔

麻酔をかけたい部位に直接注射し、局所的に使用する浅い麻酔。

麻酔の副作用

  • 吐気、嘔吐
  • 頭痛、咽頭痛
  • めまい、ふらつき
  • 悪寒、発熱
  • 口渇
  • 手足の痺れ
  • 低体温
  • 歯の損傷

麻酔の合併症

  • 術後せん妄
  • 術後神経麻痺
  • 硬膜外腔からの感染
  • 血腫
  • 悪性高熱症
  • 肺塞栓

全身麻酔のメリットとデメリット

全身麻酔のメリット

精神的、身体的苦痛が少なく管理しやすい。
十分な酸素供給ができる。

全身麻酔のデメリット

機器、器具が複雑。高度な技術が必要。

局所麻酔のメリットとデメリット

局所麻酔のメリット

方法、器具が簡単。意識があるため、状態の訴えが可能

局所麻酔のデメリット

完全に苦痛を除去できないことがある。技術の差がハッキリと出る。

麻酔の管理・維持

モニターを利用して適正な呼吸循環、体温を維持しつつ、適切な麻酔深度、筋弛緩状態を保つ必要がある。

吸入麻酔の維持濃度は麻酔、伝達麻酔を併用した場合や、高齢者、小児、低体重などで低下することに注意する。

術後は塞栓予防のために深部静脈血栓予防装置を装着する。

麻酔事故で最も多いのは酸素欠乏であり、酸素の流量には常に気を配り少しでも偏重が見られた場合は増すいいに報告する。

尿量は患者の血圧が下がりすぎた時に少なくなる為、麻酔を浅くするなどし血圧を上げる必要がある。

全身麻酔からの覚醒

  • 酸素吸入を行いつつ、覚醒を待つ。
  • 呼吸量、意識レベルの観察を行う。
  • 呼吸回数、顔色は常に注意して観察を続ける。
  • 深呼吸を行い、無気肺を防ぐ。
  • 咳を行い痰を排出させる。
  • 高齢者の場合は特に注意し、15分おきの体位ドレナージを行う。
  • 麻酔覚醒後は全身状態を確認し麻痺の早期発見につとめる。
  • 嘔吐による窒息を防ぐためにも吸引器を常設しておく。

術後バイタルサイン測定

体温

  • 術後は低体温になりやすい
  • 炎症反応や感染があると上昇する
  • 術前の平熱との比較する

血圧

  • 血栓、出血などで変動
  • 出血での変動がある
  • 術前の平常時との比較

脈拍

  • 麻酔深度や出血の影響で変動
  • 精神的な影響で変動する
  • 不整脈の有無(術前の頻度との比較)

呼吸

  • 麻酔の影響で変動しやすい
  • 呼吸器合併症があると変動

疼痛

疼痛のコントロールができていないと早期離床に繋がらない。

体液インアウトバランス

  • ドレーン量、出血量、尿量、下痢の有無、量
  • 輸液・輸血の滴下速度をインアウトバランスを考慮して調整する。
  • 輸液ルート閉塞の有無
  • 刺入部の発赤、腫脹
  • 発汗量

inout_barance.jpg

その他

  • 覚醒状態、意識レベル
  • 創部周辺の熱感、腫脹
  • 創部の処置は無菌的に行う。
  • 痺れの有無
  • チアノーゼの有無
  • 浮腫の有無
  • 術部以下抹消の拍動触知

無理の無い範囲で早期離床を促すことで合併症などの予防に繋がる。

麻酔に関する看護 - 看護学生レポート

麻酔法の種類

全身麻酔

麻酔薬を用いて意識を消失させ、切開の痛みを感じさせなくする方法。
吸入麻酔薬や静脈麻酔薬を用いて行う。

脊椎麻酔

脊椎腰部のくも膜下腔に注射針を穿刺し、脳脊髄液の中へ麻酔薬を注射し、下腹部~足までをしびれ、麻痺させる。
長時間の手術には適さない。

硬膜外麻酔

脊髄を囲んでいる硬膜の外側に麻酔薬を注入する方法。範囲を限定して麻酔することが可能。

伝達麻酔

末梢神経やその周辺、神経の根元に麻酔薬を直接注射して、刺激伝導を抑制遮断する麻酔。
前腕部などの限られた範囲の手術に用いる。

局所浸潤麻酔

麻酔をかけたい部位に直接注射し、局所的に使用する浅い麻酔。

麻酔の副作用

  • 吐気、嘔吐
  • 頭痛、咽頭痛
  • めまい、ふらつき
  • 悪寒、発熱
  • 口渇
  • 手足の痺れ
  • 低体温
  • 歯の損傷

麻酔の合併症

  • 術後せん妄
  • 術後神経麻痺
  • 硬膜外腔からの感染
  • 血腫
  • 悪性高熱症
  • 肺塞栓

全身麻酔のメリットとデメリット

全身麻酔のメリット

精神的、身体的苦痛が少なく管理しやすい。
十分な酸素供給ができる。

全身麻酔のデメリット

機器、器具が複雑。高度な技術が必要。

局所麻酔のメリットとデメリット

局所麻酔のメリット

方法、器具が簡単。意識があるため、状態の訴えが可能

局所麻酔のデメリット

完全に苦痛を除去できないことがある。技術の差がハッキリと出る。

麻酔の管理・維持

モニターを利用して適正な呼吸循環、体温を維持しつつ、適切な麻酔深度、筋弛緩状態を保つ必要がある。

吸入麻酔の維持濃度は麻酔、伝達麻酔を併用した場合や、高齢者、小児、低体重などで低下することに注意する。

術後は塞栓予防のために深部静脈血栓予防装置を装着する。

麻酔事故で最も多いのは酸素欠乏であり、酸素の流量には常に気を配り少しでも偏重が見られた場合は増すいいに報告する。

尿量は患者の血圧が下がりすぎた時に少なくなる為、麻酔を浅くするなどし血圧を上げる必要がある。

全身麻酔からの覚醒

  • 酸素吸入を行いつつ、覚醒を待つ。
  • 呼吸量、意識レベルの観察を行う。
  • 呼吸回数、顔色は常に注意して観察を続ける。
  • 深呼吸を行い、無気肺を防ぐ。
  • 咳を行い痰を排出させる。
  • 高齢者の場合は特に注意し、15分おきの体位ドレナージを行う。
  • 麻酔覚醒後は全身状態を確認し麻痺の早期発見につとめる。
  • 嘔吐による窒息を防ぐためにも吸引器を常設しておく。

術後バイタルサイン測定

体温

  • 術後は低体温になりやすい
  • 炎症反応や感染があると上昇する
  • 術前の平熱との比較する

血圧

  • 血栓、出血などで変動
  • 出血での変動がある
  • 術前の平常時との比較

脈拍

  • 麻酔深度や出血の影響で変動
  • 精神的な影響で変動する
  • 不整脈の有無(術前の頻度との比較)

呼吸

  • 麻酔の影響で変動しやすい
  • 呼吸器合併症があると変動

疼痛

疼痛のコントロールができていないと早期離床に繋がらない。

体液インアウトバランス

  • ドレーン量、出血量、尿量、下痢の有無、量
  • 輸液・輸血の滴下速度をインアウトバランスを考慮して調整する。
  • 輸液ルート閉塞の有無
  • 刺入部の発赤、腫脹
  • 発汗量

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その他

  • 覚醒状態、意識レベル
  • 創部周辺の熱感、腫脹
  • 創部の処置は無菌的に行う。
  • 痺れの有無
  • チアノーゼの有無
  • 浮腫の有無
  • 術部以下抹消の拍動触知

無理の無い範囲で早期離床を促すことで合併症などの予防に繋がる。

術前・術後の看護 - 看護学生レポート

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術前看護

身体的・精神的に最良の状態で手術を受けられるように、術前には看護師、主治医、麻酔医などによって術前オリエンテーションや処置、検査を行う。

手術前の看護ケア

  • 手術に向けての身体状態の観察、改善
  • 身体の清拭や入浴、爪切り、口腔ケア 清潔を保つ
  • 手術部位の清潔、剃毛
  • 手術前の不安や恐怖に対する援助
  • 不安が強い場合、前日に睡眠薬を与薬
  • 術後に生じる生活上の制限に対する準備
  • 合併症予防のための方法と訓練
  • 浣腸、下剤の与薬と禁飲食の指示、説明
  • 術前一般スクリーニング検査と追加検査
  • 術前検査結果の整理
  • 執刀医からの説明、術前訪問

術直前のケア

  • バイタルサイン測定
  • 洗面
  • メガネ、コンタクトレンズ、指輪、時計、ピアス、義歯をはずしておく。
  • 術衣に着替える
  • 排尿、浣腸など指示のあった処置
  • 導尿カテーテルの挿入
  • 麻酔前与薬
  • 酸素ボンベの準備
  • 手術室への移送と申し送り

術後の看護

ベッドの準備を行う

  • 酸素ボンベ
  • 吸引器
  • モニター
  • 点滴スタンド
  • 必要時電気毛布

静かにベッドの移動する。十分な人数で危険の無いように行う。

帰室後観察

麻酔が覚醒するまでは15分ごと、その後も定期的に15分~1時間間隔でバイタルサイン、全身状態の観察を行う。

酸素吸入、気道確保:仰臥位にして枕を外す。顔を横に向け吐物の気道への誤嚥の予防、吸引、エアウエイの挿入。呼吸抑制時は人工呼吸器の使用。

  1. 呼吸状態 ... 呼吸数、深さ、呼吸音を観察し、呼吸抑制、気道閉塞に注意する。
  2. 麻酔覚醒状態
  3. バイタルサイン
  4. ドレーン類、チューブ類の観察
  5. 手術創の状態
  6. インアウトバランス
    inout_barance.jpg

    イン...輸液・輸血量
    アウト...尿量、ドレーン、チューブ排液量、ガーゼ汚染量など
  7. 術後合併症の有無
  8. 疼痛コントロール
  9. 家族へのオリエンテーション
  10. 早期離床を促す

手術室看護

直接介助

無菌操作のもとで手術に必要な機材の準備、術者の介助を行う。

手術の方式、手順、機材の用途や使用方法、清潔、不潔の概念を熟知し短時間に円滑に手術が行われるよう正確な手技を身に付けなければならない。

間接介助

手術全体を把握し看護する。
手術室の環境、温度湿度の調整。患者の受け入れ病棟との調整を行う。
全体の流れ、進行状況を常に把握し円滑に手術が進行するようにしなければならない。

麻酔の介助を行う

麻酔医の介助や緊急時に備えて薬物や機材の準備を行う。

手術に必要な体位の準備を行う。

術野の露出が十分かつ、必要最低限であり体動によってずれない様適切に固定する。
圧迫されやすい部位はクッションなどで保護する。
神経麻痺の予防。

手術中は全身状態の観察、麻酔医の支持による輸液、輸血を行い、出血量、尿量の測定をし、麻酔医に報告をする。

無影灯の調整、機材、物品の補充。切除された臓器や腫瘍の検査室への提出。

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